04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
イベント 環境・エコ
2017年3月7日(火)9:03

大量の漂着ごみに驚き/サンゴ礁イベント

高野海岸で清掃活動


砂浜に打ち上げられた漁業用ブイやペットボトルなど大量の漂着ごみを参加者たちが拾い集めた=5日、高野海岸

砂浜に打ち上げられた漁業用ブイやペットボトルなど大量の漂着ごみを参加者たちが拾い集めた=5日、高野海岸

 サンゴ礁ウイークイベント「海LOVEin宮古島2017」(主催・同実行委)が5日、高野海岸で行われた。砂浜には漂着した大量の漁業用ブイやペットボトル、発泡スチロールなどが散乱。想像を超えた大量の漂着ごみに参加者からは「ビックリした」「こんなにあるとは」などの感想が聞かれた。実行委の春川京子委員長は「このイベントはボランティアで個人や団体で海岸清掃している人たちが集まり、掃除とイベントで楽しもうと企画した。海が汚れている現状を知らない人も多いのでこうした活動を通して広げていきたい」と話した。

 高野海岸には、海外から流れ着いたと思われる洗剤のプラスチックケースや飲料水のペットボトルなどのほかにも、注射器などもあり参加者たちを驚かせていた。

 家族4人で参加した佐々木慧さんと景子さん夫婦は「宮古の海はとてもきれいだが、海岸は汚れていること知って驚いた。夏の海岸で泳ぐ際はいつもきれいなビーチなので、誰かが清掃活動して保たれていることを知ることができて良かった」と話した。

 清掃活動の後は、高野漁港でフリーマーケットや高校生によるライブなども行われ、参加者たちは美しさを取り戻した海岸で楽しいひとときを過ごした。

 この取り組みは、宮古島の海岸には海流や季節風によって大量の漂着ごみが流れ着いて海が汚れている現状を多くの人に知ってもらい、多くの人が海へ足を運び、いろいろな人たちがボランティアで清掃活動を行っていることを知ってもらうために実施された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!