のど自慢チャンピオン大会／ＮＨＫ

　ＮＨＫの「のど自慢チャンピオン大会２０１７」が２０日夜放映され、宮古高校２年生の奥平光矢（こうや）君が優秀賞に輝いた。学生服姿で「八重山（やいま）」を熱唱。審査員からは「言葉をとても大切に歌っている」と高い評価を受けた。

　奥平君は昨年１月、マティダ市民劇場で行われた市制施行１０周年記念事業の「のど自慢」でチャンピオンになった。

　チャンピオン大会は、各地で誕生した４６組の優勝者の中から選ばれた14組が、東京・ＮＨＫホールで生放送で歌声を競った。

　「八重山（やいま）」は歌手の千昌夫さんも歌っており、奥平君は選曲の理由を「僕が小さい時に、亡き祖父がよく歌って聞かせていた」と話していた。

　ＮＨＫホールには、宮古から家族や親せきらが駆け付け。「ワイドー」と書かれたうちわを振ったり、指笛を吹いたりして声援を送った。

　奥平君を紹介するナレーションと同時に、伊良部大橋や砂山などの観光地の紹介ほか、家族や親せきが料理や踊りでチャンピオン大会出演を喜ぶ光景も写し出され、宮古島のＰＲにも一役買った。