12/16
2025
Tue
旧暦:10月26日 大安 戊 
社会・全般
2017年4月16日(日)9:02

「初音丸」をお披露目/池間漁港

航海安全と大漁願う


航海安全と大漁を祈願して一斉にお菓子などが投げられた=15日、池間漁港

航海安全と大漁を祈願して一斉にお菓子などが投げられた=15日、池間漁港

 池間漁港で15日、新しい船名「初音丸」(3㌧、仲原一実船長)のお披露目があり、訪れた住民らは航海安全と大漁を祈願した。

 「初音丸」は「はつねまる」と呼ぶ。色鮮やかな大漁旗が掲げられ、祝賀ムード一色。船上から船主の仲原船長(69)や友人らが浮き桟橋に集まった住民らに向かって、一斉に菓子類を投げ込んだ。住民らは、歓声を上げながら菓子類を受け取っていた。

 初音丸は1986年、宮古本島の伊計造船で新造された繊維強化プラスチック(FRP)船で、今年で船齢31年。長さ9・9㍍、幅2㍍。ディーゼルエンジン250馬力を搭載。

 この日のお披露目の開始時間は、池間島の「親子ラジオ社」を通して伝えられていた。お披露目前に「初音丸」は大主神社前の海域まで快走。仲原船長らは、同神社に向かって神酒やごちそうを供え手を合わせた。

 仲原船長は「わが家が経営する初音丸という船名は、祖父が経営していた漁船が始まりで、父も新造した船を初音丸と名付けた。私で3代目の初音丸となる」と語った。

 その上で「今後は高級魚のアカマチやマーマチなどを釣る」と意欲を見せる。

 大漁旗を仲原さんに寄贈した松川浩さん(62)は「お菓子を投げ込んで祝う儀式に参加したのは12年ぶり。感無量だ」と満足した様子で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!