今期最低気温を観測し、市民の中には長袖を着用する姿も見られた＝17日、平良西里

宮古島地方は17日、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、前日までの暖かい南寄りの風から冷たい北寄りの風に変わり、最低気温が平年よりも０・９度、前日より２・５度それぞれ低い22・９度と今期最低気温となった。最高気温も平年よりも３・５度低い26・５度で11月上旬並みの気温だった。きょう18日も気温は上がらず予想最高気温は27度、最低気温は23度の予報となっている。

前日の16日は最高気温30度。曇りの天気だったが時折照りつける日差しで汗ばむ陽気だった。

17日は一変。全国的な寒気の影響で風が強まり、波浪となった。日中曇りや雨となり気温も上がらず、通りを歩く市民も長袖を着用する姿が見られた。

沖縄気象台によると18日から向こう一週間は、湿った空気や気圧の谷の影響で曇りの日が多く、雨の降る日があると予報。最高気温・最低気温はともに、平年並か平年より高く、降水量は平年より多い見込み。