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スポーツ
2021年12月22日(水)8:59

東京六大学対抗戦が開幕/準硬式野球連盟結成75周年記念

伊良部球場こけら落とし/市長が始球式、交流試合も

 

始球式で投球を披露する座喜味市長(手前)=21日、伊良部球場

始球式で投球を披露する座喜味市長(手前)=21日、伊良部球場

東京六大学準硬式野球連盟結成75周年を記念した冬季対抗戦が21日、伊良部球場で開幕した。新設された同球場のこけら落とし。座喜味一幸市長が始球式を行った後、宮古島選抜と東京六大学選抜が記念試合を実施。球場は鋭い打球音と、選手の活気あふれる声に包まれた。記念試合は1-8で宮古島選抜が敗れた。

同連盟は来年、75年目を迎え、そのスタートとなるイベントとして、同対抗戦を企画した。所属する東大、早稲田、慶応、立教、明治、法政の6チームが20日から来島している。

対抗戦初日は、東大対立教など3試合が行われた。最終日の22日は、伊良部球場で5・6位決定戦(午前9時開始)、3・4位決定戦(正午開始)、市民球場で1・2位決定戦(午前9時開始)が予定されている。

開会式で座喜味市長は「選手の皆さん、ようこそ宮古島へ。青い空と太陽を浴びて英気を養い、来シーズンにつなげてほしい。大会が成功裏に終わることを期待している」と歓迎した。

大学時代に準硬式野球部でプレーした経験を持つ、宮古島選抜の仲間俊貴さんは「このような機会があることを、うれしく思っている。楽しむことを一番に試合に臨みたい。市民が準硬式野球を知るきっかけになってほしい」と話した。

伊良部野球場は、両翼100㍍、センターが122㍍で市民球場とほぼ同じ広さのプロ野球対応規模。今年度は投球練習場と室内練習場、22年度はサブグラウンドと駐車場を整備し、全体の整備を終える計画。

準硬式野球のルールは硬式野球とほとんど変わらない。ボールは硬式球とほぼ同じ中身で、外側の表面が軟式球と同じ天然ゴムでできている。


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