12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2022年1月13日(木)9:00

伊良部屋外運動場が着工/平成の森

“野球公園”へ整備着々/関係者集い安全祈願

 

くわ入れを行う(左から)佐平社長、伊川副市長、松田社長=12日、平成の森公園

くわ入れを行う(左から)佐平社長、伊川副市長、松田社長=12日、平成の森公園

伊良部屋外運動場(多目的運動場)の安全祈願祭が12日、伊良部長浜の平成の森公園で開かれた。伊川秀樹副市長をはじめ、市や工事関係者らが約20人集まり、無事故無災害を願った。野球場など関連施設の整備を進め、市民の健康増進と地域活性化を目指す。完成は2023年3月の予定。

同運動場の建築面積は3009平方㍍、延べ床面積は2898平方㍍。鉄筋コンクリート造りで前福多目的屋内運動場とほぼ同規模だが、天井がドーム型になるという。事業費は14億2894万円。

建築は佐平建設・照屋建設特定建設工事共同企業体、電気は松宮開発、機械は久貝電設土木、監理は総合計画設計・都一級建築設計事務所設計共同体がそれぞれ受注した。

安全祈願祭では祝詞奏上が行われた後、伊川副市長と佐平建設の佐平八十男社長、総合計画設計の松田優社長がくわ入れした。

伊川副市長は「関連施設を整備することで地域経済の活性化を図りたい。災害時における住民の避難誘導を行う待機場所としての機能も兼ね備えている。完成後はキャンプ誘致に積極的に取り組みたい」と話した。

平成の森公園には、21年5月に伊良部野球場が完成し、年末には東京六大学準硬式野球連盟の対抗戦で、こけら落としされた。

同年11月からは投球練習場(ブルペン)の整備が始まっているほか、22年夏ごろにはサブグラウンドの整備に着工する予定。

全施設が完成すれば、平成の森公園は一部を残してほぼ「ベースボールパーク」仕様になる。

市は高校、大学、社会人、プロの大会開催やキャンプ誘致に取り組む方針。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!