12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2022年1月27日(木)9:00

袖山浄水場に新ろ過池/10個目

増加する水需要に対応/安全安心、安定供給へ

 

工事期間中の無事故無災害を祈願してくわ入れを行う座喜味市長(中央)と関係者ら=26日、袖山浄水場

工事期間中の無事故無災害を祈願してくわ入れを行う座喜味市長(中央)と関係者ら=26日、袖山浄水場

市は26日、袖山浄水場に新たに「ろ過池」を築造する工事の安全祈願祭を執り行った。座喜味一幸市長をはじめ市の関係者や建設工事を請け負う企業の社員らが出席し、工期中の無事故無災害等を祈願し、くわ入れなどを行った。同設備は増加する水需要に対応するための設備で工事費用(契約金額)は3億1680万円となっている。工期は2022年9月30日まで。

ろ過池は現在9池あり、新たに10個目が作られる。敷地面積は443平方㍍(幅17・0㍍、長さ26・1㍍)。これにより1日当たり3000立方㍍の能力向上が図られる。工事は川平建設と下崎建設の特定建設工事共同企業体が行う。

午後2時から行われた安全祈願祭には座喜味市長をはじめ、兼島方昭上下水道部長、施工する企業の役員など関係者らが参加し、おはらいや祝詞奏上などを執り行い工期中の無事故無災害などを祈願した。

安全祈願祭を終えた座喜味市長は「宮古島の水事情は観光を含めて大きく変化している。その中でも、基本は安全、安心な水を安定して供給することが上水道事業の大きな要。新たなろ過池が整備されることで安定した供給ができると考えている」と話した。

現在の総浄水量は1日3万1500立方㍍(袖山2万8300立方㍍、加治道3200立方㍍)となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!