03/24
2026
Tue
旧暦:2月5日 赤口 丙 
教育・文化
2022年2月11日(金)8:59

そば栽培で島の未来描く/宮総実環境班

地下水保全、食料自給/研究動画を水サミットに応募

 

日本そばの栽培を通して地下水保全、食料確保を目指す研究を進めている環境班のメンバー=9日、宮古総合実業高校第2農場

日本そばの栽培を通して地下水保全、食料確保を目指す研究を進めている環境班のメンバー=9日、宮古総合実業高校第2農場

日本そばの栽培を通して島の明るい未来を描こうとする研究を展開しているのは、宮古総合実業高校の環境班(児玉凜部長)だ。同班では、その研究動画を4月に熊本県で開催される第4回アジア・太平洋水サミット」などで上映しようと、関連イベントの「ユース水フォーラム・九州」に応募。優秀動画に選ばれれば同サミットや3月の世界水フォーラムでも上映される予定だ。

1997年から地下水保全についての研究に取り組んでいる同校の環境班。現在のメンバー4人は全員2年生で児玉さんのほかに、下地りぃさん、仲間聖華さん、上江洲哉裕さん。

同班では、地中の硝酸性窒素を日本ソバが吸収するとの実験結果を基に、サトウキビ収穫後、次の植え付けまでの間に日本ソバを栽培することを通して使われた化学農薬がどれだけ土壌や地下水に影響を与えているのかを調べているほか、その影響をどうすれば減らすことができるのかについても研究している。

顧問の前里和洋教諭は「現在の研究の目標は、宮古の地下水の安全安心とそば栽培を通して食料を島で自給したいと考えている。これから地球温暖化の問題は大きくなる。食糧危機なども危惧されている。宮古は離島なので自分たちの水と食料をどうやって確保していくかを、この研究を通して調べていきたい」と説明した。

前里教諭によると、応募した動画は、同フォーラムのユーチューブチャンネルで見ることができることから、市民にもぜひ見てほしいと呼び掛けている、

昨年末に同班が植え付けた日本そばは現在、同校の第2農場で花が満開となっている。

2月末か3月上旬に収穫を予定しており、班のメンバーからは「管理していくのは大変だったが、何もなかった畑にこうして一気に日本そばの花が咲き誇ると、とてもいとおしく感じる。この研究で最も地下水保全に効果的な品種の保存を確立していきたい」と話した。

そのほかにも「そばの研究だけでなく、収穫したあとはぜひ、そば打ちもしたいし、パンやサーターアンダギーにも入れて食べてみたい」と笑顔になった。

 

☆関連記事 「資格、将来に生かす」/宮総実生活福祉科3年生(2022年2月9日配信)

☆関連記事 4人が4級資格取得/宮総実 海技士、沖水専攻科合格報告(2022年2月5日配信)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月22日(日)9:00
9:00

シギラビーチで海開き/南西楽園リゾート

子供たちが稚魚300匹放流   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は21日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。ビーチクリーンの後、稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客でにぎわった。

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!