12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2022年2月20日(日)8:59

障がい者の働く意欲応援/7事業所が手作り品販売

ナイスハートバザール盛況

 

パンなどの手作り商品を販売したナイスハートバザールイン宮古島=19日、マックスバリュ宮古南店駐車場

パンなどの手作り商品を販売したナイスハートバザールイン宮古島=19日、マックスバリュ宮古南店駐車場

りゅうぎんプレゼンツ第6回ナイスハートバザールイン宮古島(主催・県セルプセンター、特別協賛・琉球銀行)が19日、マックスバリュ宮古南店の駐車場で行われた。障がい者の就労を支援する7事業所が出店。パンや小物、民芸品などの手作り商品、栽培した農産物などを販売した。訪れた市民らが目当ての商品を手に利用者と会話をしながら交流を深めた。

障がい者が、自分たちで作ったオリジナル商品やその魅力を市民にPRするイベントで、働く意欲のある障がい者の工賃アップや販路拡大を目指す。

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催。今年は感染拡大防止の観点から1日だけの規模を縮小して実施した。

主催した県セルプセンター事務局長の喜瀬一史さんは「市民の皆さんが商品を購入すれば、利用者の工賃アップにつながる。心がこもった手作りの良さを多くの人に知ってもらえれば」と開催の意義を強調した。

身体障害者総合支援施設「青潮園」の下地勝男施設長は「市民との交流はもちろんだが商品を作る喜び、売る喜びがあり、それが工賃に跳ね返ってくる。コロナ禍でなかなかイベントができない状況だが、活動の発表の場ができてうれしい」と2年ぶりの開催を喜んだ。

会場を訪れた上里美香さん(41)は、高2の息子がよく買ってきてくれるという「アダナスのパン」が大好物。「柔らかいし味も濃くなく、大きさもちょうど良い。中でもメロンパンが大好きです」と笑顔だった。

出店した事業所は▽みやこ学園▽オハナ宮古▽伊良部島ハーブベラ畑▽青潮園▽くこりもや▽わかば自立支援センター▽やすらぎ―。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!