12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 社会・全般
2022年3月11日(金)8:59

まちづくり住民意見を報告

佐良浜地区で勉強会/市都市計画課

 

多くの住民が参加し、アンケート結果などの報告に意見を交わした勉強会=9日、前里添多目的施設

多くの住民が参加し、アンケート結果などの報告に意見を交わした勉強会=9日、前里添多目的施設

佐良浜地区まちづくり勉強会(主催・市都市計画課)が9日、前里添多目的施設で開催された。同地区住民を対象に実施されたまちづくりに関するアンケートの結果を報告。回答者の約半数が「観光振興に前向き」であることや、不便な道路・交通の改善を訴える意見が多いことが説明された。今後住民の声を吸い上げ、都市計画区域への編入も含めて検討する予定。

アンケートは昨年11~12月に実施された。佐良浜地区の16歳以上の住民2342人に配布され、このうち484人から回答を得た。回収率は20・7%。

まちづくりに関しては、回答者の47%が「観光振興に前向き」な一方、「どちらとも言えない」が30・4%、「静かな住環境を望む」が21・9%だった。

自由意見では道路や交通に関するものが多かった。道幅が狭く車が通れないことや、公共交通の不足、路上駐車が横行していることなどが挙げられた。

同地区は、旧伊良部町時代から都市計画区域外。区域内になれば道路・公園など都市計画事業が実施可能になるが、建築に関する規制がかけられることになる。

参加した住民は「都市計画区域に入るメリット、デメリットは何か」と質問。市側は「メリットは密集化は防ぐことができること。デメリットは住宅建築に規制がかかり、同じ場所で住居の建て替えができないことがある」と説明した。

市の担当職員は「都市計画区域編入ありきではない」と強調。都市計画区域に指定される手続きには、少なくとも5年掛かることが示された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!