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社会・全般
2017年6月27日(火)9:03

春の叙勲・褒章たたえる

沖縄宮古郷友連合会が祝賀会


沖縄宮古郷友連合会の叙勲・褒章祝賀会で乾杯する郷友ら=25日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄

沖縄宮古郷友連合会の叙勲・褒章祝賀会で乾杯する郷友ら=25日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄

 【那覇支社】沖縄宮古郷友連合会(福里栄記会長)は25日、春の叙勲と褒章を受けた在沖郷友10人の功績をたたえ、祝賀会と懇親会を那覇市内のホテルで催した。出席した約150人の会員らは、栄えある叙勲・褒章を祝った。

 祝賀会では、直前に開催された総会で勇退を表明した古波蔵和夫前会長が、「この受章は皆さんの家族はもとより、宮古島市や多良間村、連合会みんなの誇りであり喜び。今後は健康に留意されて地域社会の発展のため、より一層の尽力に期待したい」とあいさつした。

 また、新会長に選任された福里会長は「『ふるさとの訛り懐かし郷友連合会』。生まれ島の方言や訛りを聞いたとき、哀愁を感じる。その思いを忘れないよう連合会を継続し発展させるため、皆さんの協力を願いたい」と話した。

 祝賀会は、沖縄宮古民謡協会による「とうがにあやぐ・大世栄」で幕を開け、今年春の褒章・叙勲や危険業務従事者叙勲、高齢者叙勲を受章した郷友10人の名前が紹介された。

 このうち、会に出席していた西里良輝さん(78、城辺福里出身、瑞宝双光章・教育功労)、池間昌男さん(70、下地来間、瑞宝双光章・警察功労)、野原政昇さん(70、上野豊原、瑞宝双光章・警察功労)、川満利盛さん(90、平良西里、瑞宝双光章・医療業務功労)、国仲時子さん(65、下地川満、瑞宝単光章・看護業務功労)、友利洋子さん(72、城辺加治道、藍綬褒章・統計調査功績)の6人が登壇し、会場から盛んな拍手が贈られた。6人は、郷友会のこれまでの支援や協力にそれぞれ感謝を述べた。

 来賓の下地敏彦市長は「改めて受章者10人の功績をたたえ、宮古島市の誇りに思う。叙勲を糧として今後、ふるさと宮古島へ支援をいただければ、大変ありがたい」と祝福した。琉球新報の富田詢一社長も祝辞を述べ、同連合会の砂川直義顧問の音頭で乾杯した。

 また、同連合会女性部による日本新舞踊なども、多彩に披露された。最後は参加者全員で「漲水のクイチャー」をにぎやかに踊り、郷友の絆を深めた。


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