12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2017年7月29日(土)9:06

有効求人倍率は1・29倍/6月の雇用情勢

14カ月連続で1・2倍超

 宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、知念宏和所長)は28日、管内6月の雇用情勢を発表した。それによると有効求人倍率は1・29倍で前年同月比では0・07ポイント上昇したが、前月比では0・07ポイントのマイナスとなった。県全体の6月の有効求人倍率は1・18倍、全国は1・51倍だった。

 管内6月の月間有効求人数は前年同月比115人(10・3%)増の1235人、月間有効求職者数は38人(4・1%)増の955人だった。求職者1人当たり何件の求人があるかを示す有効求人倍率は1・29倍となり、昨年5月から14カ月連続で1・2倍超を継続している。

 新規求人数は425人で前年同月実績を8人(1・8%)下回った。減少した要因について知念所長は、昨年のこの時期から海外クルーズ船の寄港増などによる観光客の増加に伴い求人が急増したため、それと比較すると微減となったもので、新規求人数そのものは高い数字を維持しているとの考えを示す。

 新規求職申込件数は前年同月比2件(0・9%)増の223件。就職件数は15件(13・5%)増の126件で、内訳は県内就職が119件、県外は7件だった。

 求人に占める正社員の割合は5月が約25%だったのに対し、6月は約40%に増加した。その理由について知念所長は「条件を良くしなければ人が来ないと事業主が感じているのだと思う」との考えを示した上で「この状態が今後も続いてほしい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!