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教育・文化
2017年8月29日(火)9:02

県選抜大会に宮総実出場/ご当地!絶品うまいもん甲子園

うまいもん甲子園」県選抜大会に出場した宮総実の(左から)多良間君、善福君、池間君=26日、那覇市旭町のおきでん那覇ビル

うまいもん甲子園」県選抜大会に出場した宮総実の(左から)多良間君、善福君、池間君=26日、那覇市旭町のおきでん那覇ビル

 【那覇支社】全国の高校生が地元の食材を生かした料理を競う「第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の県選抜大会が26日、那覇市旭町のおきでん那覇ビル2階で開催され、昨年優勝した宮古総合実業高校の2連覇は果たせなかった。優勝した向陽高校は11月4日に東京で開催される決勝大会に出場する。準優勝は読谷高校となった。

 県選抜大会には、参加を申し込んだ県内7校・31チームの中から、書類選考を通過した沖縄工業や南部商業など5チームが出場した。各チーム3人で持ち時間30分以内に料理を作り、審査員6人が味や食材の生かし方などを評価した。

 宮総実は食と環境科3年の善福友陽君と池間弘登君、同2年の多良間彬登君が出場。独自に考案した「地下水保全そば」のパスタに、加熱した一口サイズのグルクンやガーリックソース、ニンニクスライスを混ぜ合わせたソースを和えて、から煎りした「そばの実」やバジル、4等分のシークワーサーをトッピングした「グルっと♪そばゲッティ!~ガーリックソース和え~」を出品した。

 チーム代表の善福君は「とても悔しいが、地下水保全そばを多くの方にアピールできて良かった。後輩たちには宮総実のオリジナル料理を発信していってほしい」と話していた。

 同大会は、農林水産省と全国食の甲子園協会が主催し、全国の高校生たちに地元の特産物を使った創作料理を作ってもらうことで、食や食材への理解を深め、国内の農林水産業や各地域の活性化を図る目的で開催されている。


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