12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2017年8月30日(水)9:01

少雨、2週間継続か/宮古島地方

気象台が少雨情報を更新


貯水率が低下して水が干上がった状態の地下ダム水位観測施設=29日、城辺福里

貯水率が低下して水が干上がった状態の地下ダム水位観測施設=29日、城辺福里

 宮古島地方気象台は28日午後、長期間の高温と少雨に関する情報第3号を発表した。7月中旬から気温が高く、降水量の少ない状態が続いているとし「今後2週間程度は続く見込み」と予想している。干ばつ被害の拡大が懸念される。

 宮古島地方は、7月中旬から太平洋高気圧に覆われて晴れの日が多く、これに伴い降水量も少ない。

 気象台によると、先月11日から今月27日までの各地の降水量は▽平良下里70・5㍉▽平良鏡原67・5㍉▽城辺19㍉▽下地島75㍉▽多良間仲筋84㍉-。

 それぞれ平年値の%以下しか降っておらず、特に城辺は平年比7%と極端に少ない状況にある。

 地下ダムの水位も低下しており、29日午前0時現在の貯水率は福里72%、砂川56%となっている。水位の変動は緩やかになっているものの、依然として少ない状態が続いており、使用する農家に対して適正利用を呼び掛けている。

 長引く少雨を受け、かんがい施設未整備の畑ではサトウキビの葉のロール現象が発生しており、干ばつ被害の拡大が懸念される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!