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教育・文化
2017年9月3日(日)9:02

地域挙げて激励/伊良部

司法試験一次合格 元援農隊の2人


佐和田さん(中央)から祝福を受ける向山さん(左)と阪口さん(右)=2日、伊良部の長浜多目的共同利用施設

佐和田さん(中央)から祝福を受ける向山さん(左)と阪口さん(右)=2日、伊良部の長浜多目的共同利用施設

 伊良部字佐和田に住む佐和田涼子さんが、過去に援農隊として受け入れた向山瑞樹さん(28)=東京都=と阪口采香さん(25)=福岡県=がこのほど、司法試験の一次に合格した。最終合格は12日に発表される。



 2人は援農隊で活躍中に「合格した時は佐和田さんや地域の人々と一緒にお祝いしたい」と約束。その約束を実現するため、1日に来島し、2日に佐和田地区に隣接する長浜多目的共同利用施設で開かれた一次合格激励会に参加した。地域住民らは喜びを分かち合った。


 激励会の発起人は比嘉臣雄さん(伊良部地区地域づくり協議会長)と佐和田さん。


 向山さんと阪口さんは今春、一橋大法科大学院を卒業。司法試験に初めて挑戦し、一次合格した。


 司法試験は、裁判官・検察官・弁護士になるために必要な学識やその応用能力を判定することを目的とする国家試験。合格者は司法修習生となる資格を得る。2017年は5967人が受験し、3937人が一次合格した。超難関の国家試験だ。


 佐和田さんは19年前に初めて本土の大学生らでつくる援農隊を受け入れた。昨年までに延べ約100人を温かく受け入れている。


 激励会で、比嘉さんは「向山さんと阪口さんの司法試験の一次合格は伊良部の誇り」と祝福した。


 舞台では、女性たちが琉球舞踊を披露し、盛大に盛り上げた。


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