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社会・全般
2017年9月26日(火)9:06

男子高校生が重軽傷/伊良部

バイクで転倒、1人意識不明/交通死傷事故が連続発生


重傷事故の発生現場。バイクによる傷とみられる擦過痕が残っている(写真右下)=25日、伊良部池間添

重傷事故の発生現場。バイクによる傷とみられる擦過痕が残っている(写真右下)=25日、伊良部池間添

 24日午前8時35分ごろ、伊良部池間添の県道204号線で、男子高校生2人が乗るバイクが転倒、2人とも市内の病院に搬送されたが、17歳の高校生は意識不明の重傷、16歳の高校生は左顔面打撲などの軽傷を負った。前日の23日には、軽自動車が街路樹に激突し、アルバイトの少年(19)が死亡。同乗者の男子高校生2人が重傷を負う事故が発生したばかり。関係者らは、秋の全国交通安全運動期間中での、相次ぐ高校生の事故にショックを受けている。

 現場は、佐良浜中学校前交差点から東寄りに約100㍍の見通しの良い直線道路。

 宮古島署によると2人は中型バイク(250CC)に乗り、佐良浜駐在所方面から伊良部大橋方面に走行中、なんらかの理由で、バイクがセンターラインを越えて進行方向右側の歩道の縁石に接触し転倒した。

 2人のうち、誰が運転していたのかは分かっておらず、警察は17歳の男子高校生の回復を待って事故原因などを詳しく調べる。

 宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長は、21日からは秋の全国交通安全運動が始まり、運動の地域重点項目は二輪車の交通事故防止(マナーアップの推進)」であることを指摘。「高齢者やレンタカーの事故防止対策を進めていた。今回の2件の事故で若者5人が死傷した。大きなショックを受けている。警察の事故原因や背景などをきちんと分析して、宮古島署と共に若者の交通事故防止対策に一層力を入れていきたい」と話した。


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