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社会・全般
2017年11月12日(日)9:03

卒業50年の喜び共有/宮高19期卒、定時制11期卒

感慨深げに校歌を斉唱


卒業50年を祝う会で校歌を歌う第19期卒と定時制11期卒の皆さん=11日、市内ホテル

卒業50年を祝う会で校歌を歌う第19期卒と定時制11期卒の皆さん=11日、市内ホテル

 一般社団法人南秀同窓会主催の第32回宮古高校卒業50年を祝う会が11日、市内のホテルで開かれ、第19期卒と定時制第11期卒の約110人を盛大に祝った。参加者全員で校歌も斉唱。19期卒と11期卒は感慨深げに卒業50年を振り返った。

 宮高の現役吹奏楽部の演奏に合わせて入場。南秀同窓会の面々から大きな拍手を浴びて笑顔を見せた。

 入場を終えると校歌を斉唱した。中には感極まって目頭を押さえる人も。それぞれ50年前の記憶を呼び起こしながら歌った。

 南秀同窓会の真榮城忠之会長は、19期と定時制11期が宮高で学んだ時期は「政治的にも経済面でも不安定な時代」と振り返り、「皆さんはそのような中で友情を育み、卒業して大空へと羽ばたいていった。そして50年、それぞれの人生を懸命に歩んできょうのこの日を迎えた。きょうは高校生に戻り、友との再会を楽しみながら、あすからの活力につなげてほしい」と一層の活躍を期待した。

 祝福を受け、第19期卒代表の平良勝之さんは「最高の仲間と、今こうして最高の舞台にいる。そして先輩方から最高のお祝いをいただいている」と感謝。「私たちは恩師や先輩方から夢を持ってチャレンジすることと自己修練、友愛、ボランティアの大切さを学んできた。この助言に従い、私たちは道をつくり、歩いてきた。これからも皆さんの指導を受けながら宮古の発展のために頑張りたい」と力強く決意を述べた。

 祝賀会では会食を楽しみながら和やかに交流。思い出話に花を咲かせながら母校の一層の発展を願った。


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