12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2017年11月30日(木)8:58

新規の4割占める/アルコール関連相談

保健所運営協で報告


アルコール関連の相談件数やその内容などが報告された運営協議会=29日、宮古保健所

アルコール関連の相談件数やその内容などが報告された運営協議会=29日、宮古保健所

 毎年、宮古保健所に寄せられる相談件数のうち、ここ数年の新規相談でアルコール関連が約4割を占めていることが29日に開かれた保健所運営協議会の中で報告された。2015年度が新規44件のうち17件、16年度が42件のうち16件となっている。さらに、相談者は「家族」が最も多く44%、次いで「本人」の22%となっており、同所では最も多い家族への支援充実を課題として挙げている。

 アルコール関連の年間における相談件数は、15年度が122件で16年度が91件となっている。 

 同所管内における相談内容の特徴は「依存症ではないか」「毎日飲み続けているがどうしたらよいか」「酒を飲んで暴れる」などが多い。

 そのほかにも、事態が悪化してからの相談が多く、飲酒して暴れることが日常の風景となり、問題のある状態との認識が薄いことなども特徴として示された。

 課題と取り組みには、来所や電話相談で最も多い家族への支援が不十分だったとし、今後はアルコール乱用者が問題を直面化できる方法を家族と考える支援が求められ、実際にその取り組みを展開していることが報告された。

 そのほかにも、「と畜場における獣畜の食用血液採取について」のこれまでの取り組みや現状についての報告が行われたほか、ウイルス性肝炎対策事業については、B型肝炎ウイルスの陽性率が高い宮古の状況が報告され、積極的にウイルス検査を受けることの必要性も示された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!