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教育・文化
2017年12月19日(火)8:55

琉球フロッグスが発表会/米国シリコンバレーに派遣

宮古からも3人が参加


Ryukyufrogsの発表会に参加した(右から)田村さん、加持さん、鶴町さん。左端は応援に駆け付けたリアルまもる君=17日、西原町

Ryukyufrogsの発表会に参加した(右から)田村さん、加持さん、鶴町さん。左端は応援に駆け付けたリアルまもる君=17日、西原町

 【那覇支社】県内の学生から次世代のビジネスリーダーを発掘・育成するプロジェクト「Ryukyufrogs(琉球フロッグス)」の9期選抜メンバー7人による成果発表会が17日、西原町で開催された。宮古から選ばれた鶴町理乃さん(宮高1年)、加持恵達さん(平良中3年)、田村歩葉さん(宮高3年)も参加した。

 このプロジェクトは、県内の中学生以上の学生が対象で、今回は昨年から参加が可能となった宮古・八重山を含めた応募78人から7人が米国シリコンバレーへ研修のため派遣された。期間は8月の約10日間で、ベンチャー企業などを訪問した。

 メンバーは、帰国後も約半年間に渡って断続的に合宿などを行い、各々が社会的な影響を持つ企画を考案した。

 発表会では、鶴町さんらは「内気な父親が気持ちを伝えるサービス」、加持さんらは「車いす利用者が街にどのような障害があるかを自ら発信するツール」について発表し、高い評価を受けていた。

 発表後、鶴町さんは「自分の父がすごく照れ屋なので、このサービスを考えました。企画を練り上げるのは、結構大変でした」と語った。

 また、加持さんは「両親が介護に係わっていて、街の障害で(車いす利用者が)楽しめないことを見てきたので、このツールを考える企画に参加しました」と述べた。

 田村さんは、シリコンバレーについて「知ることに限界はないんだなと感じました。(今後は)自分が興味を持ったことに積極的に挑戦し、自分の世界を広げていきたい」と感想を語った。

 会場には、リアルまもる君も駆け付け、Ryukyufrogsの活動への募金を呼び掛けていた。


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