12/20
2025
Sat
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2017年12月27日(水)8:58

農業産出額1025億円/2016年県内

内閣府沖縄総合事務局 21年ぶりに大台回復


収穫量90万㌧超えの大豊作となったサトウキビ(資料写真)

収穫量90万㌧超えの大豊作となったサトウキビ(資料写真)

 【那覇支社】内閣府沖縄総合事務局は26日、2016年の県内農業産出額が対前年比9・6%増の1025億円となり、21年ぶりに1000億円の大台を回復したと発表した。収穫量が90万㌧を超えるサトウキビの豊作や、子牛価格の高値が寄与した。

 1025億円の内訳は、サトウキビや葉タバコなど耕種部門が584億円(対前年比15・0%増)、畜産部門は440億円(同3・3%増)。

 耕種部門では、サトウキビが対前年比で34・0%増加して217億円、葉タバコは同18・8%増の38億円、野菜は同18・0%増の144億円、果実は前年と同額の57億円などとなった。

 畜産部門の内訳は、肉用牛が対前年比18・2%増の221億円、豚が同5・8%減の113億円など。

 県内の農業算出額は、これまで1985年の1160億円が最高で、近年は900億円前後で推移してきた。最近の最低額は11年の800億円で、12年からは5年連続での増加となった。

 大台の回復を受け、翁長雄志知事は「生産農家と関係団体が一体となった努力の成果。県は、一括交付金を活用して生産・増産対策に取り組んできた。今後も、農業のさらなる振興に努める」とのコメントを発表した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!