12/20
2025
Sat
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2017年12月28日(木)8:59

原料糖を初出荷/宮古製糖伊良部工場

県内トップ、安全祈願


原料糖初荷を積んだトラックを見送る関係者。陸上、海上輸送の安全を祈願した=27日、宮糖伊良部工場

原料糖初荷を積んだトラックを見送る関係者。陸上、海上輸送の安全を祈願した=27日、宮糖伊良部工場

 宮古製糖伊良部工場は27日、2016-17年産サトウキビから搾り出した原料糖を出荷した。初荷は1000㌧。県内工場のトップを切って製品出荷した。初荷式では陸上、海上における安全輸送を祈願。関係者が初荷を積んだトラックの出発を拍手で見送った。



 同工場は1日に今期操業を開始した。これまでに1万845㌧を搬入し、平均糖度は13・30度と基準糖度帯(13・1~14・3度)に達している。1㌧当たりの農家平均手取額は概算で2万1337円となる。


 初荷式が工場内で行われた。トラックの運転手らを前に安村勇社長は「この製品は、生産農家によるサトウキビ栽培の成果と多くの人の努力の結晶。それぞれの立場で陸上における安全輸送、海上での安全航海に努めてほしい」と述べた。


 池間邦雄工場長も「陸上での安全運転と海上での安全航海、今期操業の安全を祈願したい」と述べた。


 原料糖を運ぶ伊良部港運の友利恵毅社長が「観光客が多くなり、交通量も増えている。安全第一で輸送しよう」と呼び掛けた。


 この後、原料糖を積んだトラックが出発した。関係者は拍手で見送った。


 長山港に着くと原料糖を荷下ろし。専用のベルトコンベヤーを使って粒子が細かい黄金色の原料糖を船倉に流し込んだ。初荷は福岡県向け出荷される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!