12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2018年1月18日(木)8:55

メディアと連携し広報強化/市健康増進計画推進会議

宮古の現状に危機感共有


キャッチフレーズや今後の取り組みなどについて活発な意見が交換された=17日、市平良保健センター

キャッチフレーズや今後の取り組みなどについて活発な意見が交換された=17日、市平良保健センター

 2017年度の「健康増進計画推進会議~平均寿命最下位脱出プロジェクト~」(会長・下地敏彦市長)が17日、市平良保健センターで開かれた。委員に対する委嘱状が長濱政治副市長から交付されたほか、平均寿命などで厳しい結果となっている宮古島市の健診データについての報告が行われ、健康に対する市民の問題意識高揚のために行政とメディアが連携して、多くの情報を発信していくことなどが確認された。

 今回は、同計画のキャッチフレーズについても協議し、全体的なものを「平均寿命最下位脱出」とすることに決定した。

 そのほか、各世代でアンケートをした結果、最も票を集めた「がんばろうね 早ね 早起き 朝ご飯」(子ども世代)、「食べた分歩いて減らそう体脂肪」(成人世代)、「散歩ではぐくむ 心の健康 身体の健康」(高齢者世代)が同計画におけるキャッチフレーズとなった。

 また、宮古島市の健康診断データについての報告では、男性の平均寿命が県内最下位で女性もワースト2位となっている原因はメタボリックシンドロームであるとした。

 男女とも該当者と予備軍が、メタボ全国一の沖縄県の平均を大きく上回っているとし、生活習慣の改善が急務であることが示された。

 そのほかにも、1日の飲酒量で3合以上飲む多量飲酒が県の約2倍、国の6倍と高いことも説明され、大人の酒の飲み方について問題視する意見が出された。

 委員からは「酒を飲んで路上で寝ているなど、大人の悪影響を受けて子が育つことが問題。大人がモラルを持って模範となるべき」との声も出された。

 健診データで示された宮古の問題点については、県や市がマスコミと連携し、その情報をどんどん提供しながら市民に健康に対する意識を高揚させていくことも重要との意見が出された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!