ヤギが放し飼いされているアロエベラ農場でヤギに餌をやる参加者＝26日、上野宮国の宮古島さんご農園農場

　宮古島産アロエベラを原料としたジュースなどの製造、販売を行っているコーラルコミュニケーションズ（本社東京、山下博幸社長）による宮古島ツアー「宮古島アロエベラのルーツを訪ねる旅」の一行が26日に東京から来島した。２泊３日の日程で、初日は工場や農場の見学などを行った。

　今回のツアーには同社商品を取り扱っている代理店の関係者ら36人が参加。初日は同社の自社工場で上野宮国にある宮古島さんご農園の工場と農場を見学した。同社の農場では雑草を食べてもらうためヤギが放し飼いされていて、観光客にも人気の場所となっている。

　農場を訪れた参加者は、栽培されているアロエベラを観察したり、ヤギに餌をあげるなど都会ではすることのできない体験を楽しんだ。

　同社の藤井幸枝取締役は「宮古島産アロエベラのジュースについてもっと知ってもらおうとの思いでツアーを実施している。東京では接することのできないものとのふれあいなどを楽しんでもらいたい」と語った。