12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2018年4月1日(日)8:56

長きの活躍に感謝/初代ジンベエジェットラストフライト

JTA職員らが見送り


JTA宮古支社の職員らに見送られラストフライトに出発する初代ジンベエジェット=31日、宮古空港

JTA宮古支社の職員らに見送られラストフライトに出発する初代ジンベエジェット=31日、宮古空港

 機体にジンベエザメをデザインした日本トランスオーシャン航空(JTA)オリジナルペイント機・ジンベエジェットの初代機が、31日午後6時55分宮古発那覇行きの便で運航を終了した。宮古空港ではJTA宮古支社(波照間弘光支社長)の職員らが長きにわたる活躍に感謝の思いを込めた横断幕を掲げ、同機のラストフライトを見送った。

 美ら海水族館で人気のジンベエザメをボーイング737-400の機体に描いた初代ジンベエジェットは、JTAの一人の運航乗務員のアイデアからJTA創立年と同水族館開館10周年という節目の年の2012年に両社のコラボレーションで誕生した。

 その後、同型機にジンベエザメをピンク色で描いたさくらジンベエ、新しい機材での新ジンベエジェット、新さくらジンベエも誕生。県内路線だけでなく県外路線でも運航して沖縄PRに貢献しているほか、県民や沖縄好きの観光客らから高い人気を博している。

 しかし今回、JTAによる機材更新のため、今年1月に退役した初代さくらジンベエに続き、初代ジンベエジェットも約5年間の運航期間を経て退役の時を迎えた。

 ラストフライト出発前にJTA宮古支社は、空港出発ロビーでのアナウンスの中で「初代ジンベエジェットは当便で終了となりますが、後継となる新ジンベエジェットに思いを託し、今後もジンベエジェットの旅をお楽しみ下さい」と呼び掛けたほか、搭乗客にジンベエジェットのステッカーを配布した。

 そして出発時には職員が駐機場で「たんでぃが~たんでぃ(ありがとう)! 初代ジンベエジェット ラストフライト」と書かれた横断幕を持ち、手を振って同機と乗客を見送った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!