12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2018年5月12日(土)8:56

90歳記念し5冊目の著書/奥濱幸雄さん

「活路の行程九十年」を出版


90歳を記念して自費出版した「活路の行程九十年」の著書を手にする奥濱幸雄さん=10日、宮古毎日新聞社

90歳を記念して自費出版した「活路の行程九十年」の著書を手にする奥濱幸雄さん=10日、宮古毎日新聞社

 伊良部佐和田に住む奥濱幸雄さんがこのほど、各種大会や行事などであいさつした文や式辞などをまとめた「活路の行程九十年」を自費出版した。90歳の「卒寿」を記念したもので、奥濱さんは「読み返してみると、旧伊良部町の動向や歴史の変化が記録されている。いつの日か後世に何らかの形で役立つことになれば幸い」と話している。

 自叙伝「荒波を越えて」「歴史のお浚い」「しまくとば 後世に伝える」「佐和田集落歴史年表」に次ぐ5冊目の著書。

 奥濱さんは総合建設業の奧浜組社長のかたわら、伊良部町商工会初代会長や伊良部町体育協会会長、宮古地区交通安全協会伊良部学区支部長、伊良部架橋建設促進期成会会長、県商工会連合会副会長など数々の要職を歴任。2008年には旭日双光章を受章した。

 「活路」は、要職の立場からさまざまな場面でのあいさつ文などをまとめたもので、第1部は「講演会議録・視察記」、第2部は「商工会関連」、第3部は「敬老会関連」、第4部は「その他」で綴っている。

 巻頭には叙勲受章や米寿祝い、書道展入賞などの記念写真をカラーで編集。表紙は伊良部大橋の空撮写真に自身で題名を記した。

 出版を勧めた次女の石垣寿美さんは「あいさつ文は父の私的な思いだけでなく、その時の世相を反映していて、伊良部島の歴史を知ることができ、資料としての価値があるように感じる」と「あとがき」に記し、年齢を重ねてもいろいろな事に挑戦し続ける父を「人生の先輩として尊敬に値する」と紹介している。

 著書についての問い合わせは奥浜組(電話73・4815)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!