12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2018年6月28日(木)8:56

新規高卒採用枠拡大を/市長らが商工会議所に要請

下地会頭(左)に向け要請書を読み上げる金城会長(右から3人目)=27日、宮古島商工会議所

下地会頭(左)に向け要請書を読み上げる金城会長(右から3人目)=27日、宮古島商工会議所

 下地敏彦市長と宮古公共職業安定所の渡真利直人所長、宮古地区県立学校長会長を務める金城透宮古工業高校長らが27日、宮古島商工会議所に下地義治会頭を訪ね、新規高校卒業予定者の採用枠確保、拡大や求人票の早期提出などを要請した。

 同要請は来年3月卒業予定の高校3年生で就職を希望する生徒の就職先を確保することが目的で、毎年この時期に実施されている。

 金城会長は下地会頭に対し、①採用計画の早期樹立と7月中での求人票の提出②採用枠の確保、拡大③採用試験後の合否結果通知の早期化④企業説明会、見学会実施の推進⑤特別支援学校高等部新規卒業予定者の雇用と職場定着のためのサポート体制構築-の5項目を要請した。

 下地市長は「今、宮古はかなりの人手不足。商工会議所を中心に、若い人たちが市内で就職できるよう会員企業に働き掛けてもらいたい」と協力を求めた。

 下地会頭は要請内容を28日開催の通常議員総会で会員企業へ要請することを約束。宿泊施設や賃貸住居が不足している現状を踏まえ、建設中のホテルなどへは自宅から通勤できる地元の人の採用を推奨していることを紹介した。

 その一方で「皆さんの要望通りたくさんの生徒を受け入れたいが、生徒がなかなか(宮古島に)残ってくれない」と現状を指摘。「先生たちも生徒へ地元で活躍するよう指導をお願いしたい」と要請した。

 今回の要請には宮古高校の平良智枝子校長、宮古総合実業高校の平良淳校長、伊良部高校の大宮廣子校長、宮古特別支援学校の内間秀樹教頭も参加した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!