12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 社会・全般
2010年12月5日(日)9:00

日米同盟の役割論議/日米同盟シンポ

フロアから活発な質問


日米同盟の重要性を説いたパネリスト=4日、平良港ターミナルビル

日米同盟の重要性を説いたパネリスト=4日、平良港ターミナルビル

 日米同盟の将来~東アジアの安全保障と核政策~と題したシンポジウム(在沖米国総領事館、パシフィックフォーラムCSIS共催)が4日、平良港ターミナルビルで行われた。


 米国シンクタンクのCSISから安全保障の専門家R・コッサ、B・グロッサーマン、D・クリマンの3氏と防衛大学の山口昇教授、岡崎研修所の小谷哲男特別研究員がパネリストとして参加した。


 朝鮮半島の核実験や中国の軍事力増強という東アジアの地域情勢の中、日米同盟がどのような役割を果たせるかが論議された。
 CSISのコッサ氏は「中国脅威論と朝鮮半島の現状は日米2国間の同盟関係をより強固なものにした」と述べた。
 グロッサーマン氏は「両国間の平和と繁栄のために日米同盟は礎石としての役割を担ってきた」とその重要性に言及した。


 フロアーからの「日米同盟を強化する上で障害になっているものはあるか」との質問に対し、パネリストからは「日本が安全保障の中でどのような役割を果たすかを明確に示すことが必要」「リーダーが短期間で替わると強固な人間関係が作りにくい」などの意見が出た。
 米軍普天間基地についてコッサ氏は「誰しも自分の近くに基地はほしくないと考える。これまで約13年間移設先の候補地が多く挙がったが、現在の候補地に移すのが一番良い選択に思える。白紙に戻すことはできない」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!