12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント
2018年7月21日(土)9:00

繁栄願いクイチャー奉納/宮古島夏まつり始まる

きょうは東西大綱引き


島の繁栄を願うクイチャーを奉納し、宮古島夏まつりが始まった=20日、漲水神社

島の繁栄を願うクイチャーを奉納し、宮古島夏まつりが始まった=20日、漲水神社

 宮古島夏まつり2018(主催・同まつり実行委員会)が20日、3日間の日程で始まった。台風10号の影響も心配されたが初日は漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭が行われ、女性たちがクイチャーを奉納し五穀豊穣と無病息災を祈願した。午後6時からは西里、市場、下里の3通り商店街で歩行者天国が実施された。また、第代ミス宮古島のお披露目も行われたほか、会場には多くの観光客や浴衣姿の家族連れらでにぎわった。2日目は東西大綱引きが予定され、最終日の22日は花火ショーも行われる。

 漲水御嶽で行われた豊年祈願祭ではツカサたちが祈りをささげ、漲水クイチャー保存会や池間の女性たち、西原みどり会のメンバーらが島の繁栄を願うクイチャーを奉納した。

 主催者を代表して夏まつり実行委員長の下地義治宮古島商工会議所会頭は「このイベントで多くの市民、観光客が活気あふれるにぎわいを満喫し、楽しい時間を過ごすとともに、それぞれの地域においても元気と明るさがこの祭りを通してどんどん湧き上がることを期待している」と述べた。

 長濱政治副市長も「宮古島夏まつりは島を元気にするイベントになった。祭りを心待ちにしていた皆さんの思いの強さで台風も遠ざかってくれた。今回は花火ショーもあるので3日間楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 漲水御嶽の祈願祭後、一行は宮古神社に移動し、五穀豊穣などを祈願した。

 豊年祈願祭には、観光客らも多数訪れ、一緒にクイチャーを踊りながら宮古島に本格的な夏の到来を告げる祭りを楽しんでいた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!