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政治・行政 教育・文化
2018年8月2日(木)8:58

無料塾、鏡原に開所/教育振興会運営

3カ所目 困窮世帯を支援


関係者が子どもたちの支援に向け連携を確認した開所式=1日、学習支援教室サシバ

関係者が子どもたちの支援に向け連携を確認した開所式=1日、学習支援教室サシバ

 生活が困窮している子育て世帯に対して、キャリア教育などを行うための居場所となる宮古島市の学習支援教室(無料塾)「サシバ」が1日、鏡原地区に開所した。市内では3カ所目の無料塾。開所式では下地敏彦市長、宮國博教育長と同地区における事業を受託した教育振興会の関係者が出席し、子どもたちの将来が生まれ育った環境に左右されないために、必要な環境を提供していくことを確認し合った。

 式で下地市長は「教室に通う子どもたちが自発的に行動し、自己肯定感を高め、夢や希望をもって成長していくために必要な環境整備をこれからも行っていきたい」と述べた。

 宮國教育長は「この施設は課題を抱えている子供や家庭の強力な支えになると確信している。子供一人一人の『夢の実現』を一緒に後押しし、支えていくための協力をお願いしたい」とあいさつした。

 教育振興会の加納滋徳代表理事は「子どもたちがこの教室に通うのが楽しいと感じ、家族も通わせて良かったと思う環境づくりを目指したい」と意欲を示した。

 鏡原地区に開講した「サシバ」は、開講時間が月~土曜日の午後2時~同9時まで。対象は就学援助対象世帯の小学2年生~高校生までとなっている。

 参加費用は無料で、送迎については要相談となっている。

 支援内容は▽宿題のサポート▽学校の補習▽受験対策▽職業体験▽企業見学▽職業研究-のほか、食事の提供や調理の体験などとなっている。

 定員は50人で、1日15人程度を受け入れて支援を実施する。現在、利用する児童生徒を募集中で問い合わせは市福祉政策課(73・1981)まで。

 この事業の目的は、さまざまな要因で食事や学習をする環境が整っていない生活困窮状態の子供を対象に、安心して過ごし、食事や学ぶことのできる場所の提供を行うとしている。


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