12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
政治・行政
2018年10月5日(金)9:00

「県民の声受け職責全う」/玉城新知事が初登庁

県選管 当選証書を交付


県庁に初登庁し、笑顔で花束を受け取る玉城知事=4日、県庁

県庁に初登庁し、笑顔で花束を受け取る玉城知事=4日、県庁

 【那覇支社】9月30日投開票の県知事選で初当選した玉城デニー氏(58)は4日、県庁に初登庁した。玉城氏は午前10時すぎ県庁に到着。正面玄関で出迎えた富川盛武、謝花喜一郎両副知事らと握手して県庁へと入った。県庁のロビーで花束が贈られ、集まった職員や支持者らの大きな拍手で迎えられた。

 その後、県選挙管理委員会の当山尚幸委員長から当選証書を受け取り、正式に知事に就任した。

 当山委員長は「沖縄県民の声を真摯に受け止め、本県の発展、県民の経済、福祉などの向上につなげるよう、県知事として職責を全うしてほしい」と述べた。

 交付を受けた後、玉城新知事は記者団に対し「県民の声を真摯に受け止めて、日々精進していく。万事これから、しっかり地に足をつけて頑張っていきたい」と意気込みを話した。

 知事室に入り、翁長雄志前知事が使用していた席に座ると、記者団から感想を聞かれ「自分の責任と役割に重ねて、感慨深い。これから県民と歩む日々になるが、真摯に気負わず、しかし腹に力を入れて頑張りたい」と話した。

 知事の職務代理者だった富川副知事から、県の組織体制や財政状況などの説明を受け、事務の引継ぎを行った。

 玉城新知事は台風25号に係る県災害対策本部会議に本部長として出席し、公務をスタートさせた。

 会議では、沖縄気象台職員による台風25号の現在の位置や勢力、今後の見通しなどの説明や、各部局長から現状報告があった。

 最後に、玉城新知事が「各部局長は引き続き情報の把握に努め、緊張感を持って対応に当たるようにしてほしい」と指示を出した。

 玉城知事の任期は、2022年9月29日までの4年間。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!