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社会・全般
2018年12月5日(水)8:59

心を込めた力作一堂に/市平良庁舎1階で

来場者は熱心に鑑賞していた=4日、市役所平良庁舎1階ロビー

来場者は熱心に鑑賞していた=4日、市役所平良庁舎1階ロビー

 市内の障がい者が手掛けた手芸品や工芸品などを紹介する文化作品展(主催・市福祉部障がい福祉課)が3日から市役所平良庁舎1階ロビーで開かれている。市民らが来場し、一つ一つの作品を感心しながら熱心に鑑賞していた。7日まで。


 障がい者の福祉について理解と関心を深め、障がい者が社会活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的に、毎年障害者週間(3~9日)に合わせて開催している。スローガンは「一人一人、つながる心、感じてみよう、みんなの心」。

 今回は13の福祉事業所が手芸・工芸・写真・書道・絵画の五つの部門に計104点を展示した。来場者は、出品者の個性あふれる作品を褒めたたえていた。

 各部門のうち、手芸部門ではマットやクラフトかご、クラフトバッグなどがずらり。工芸部門では「月桃の龍」「月桃帽子」「フラワースタンド」のほかに、ススキの穂で作った野鳥「フクロウ」なとが来場者の目を引いている。訪れた人には、作品の素材や技法をじっくり鑑賞する人もいた。

 来場者は作品審査用紙に各部門ごとの「1番良かった作品番号」を記入し、投票箱に投かんしていた。投票により入選作品を決める。21日に表彰式を行う予定。

 鑑賞した上地洋枝さん(44)は「全作品とも上手」と評価し「月桃の龍」に魅了されていた。


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