12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2019年1月8日(火)8:58

養殖アーサを初収穫/大浦湾

今期6㌧見込む


今期初収穫された養殖アーサ=7日、平良の大浦船だまり

今期初収穫された養殖アーサ=7日、平良の大浦船だまり

 宮古島漁業協同組合のヒトエグサ生産部会(仲間政宗代表、会員8人)は7日、平良の大浦湾養殖場で今期の養殖アーサ(和名ヒトエグサ)約500㌔を初収穫した。今が旬のアーサは青々と育ち、今期は前期比1㌧減の6㌧の収穫量を見込む。会員で初収穫した池田博次さん(65)は「品質は良く、これからの冷え込みで上品質になる」と期待を込めた。

 昨年10月に養殖網に種付けし、12月に沖出し。特定区画漁業権を取得した漁場で養殖されている。

 会員1人当たりの養殖網は約200枚。1枚の網の長さは18㍍、幅1・8㍍。

 各網にはびっしり生えたアーサが成長し、船上から特殊な機械を使って網を巻き上げながら収穫する。収穫ピークは2月上旬で、収穫終了は3月を予定。

 この日収穫したアーサはトラックに積み込まれ、同組合の加工施設に運ばれた。

 池田さんは「消費者に喜ばれる上質アーサを水揚げしたい。アーサは、みそ汁の具や天ぷらなどの食材としても人気が高い」とアピールした。

 大浦湾では、2007年に養殖アーサの試験生産を開始。その後、漁業権更新の際に大浦湾で特定区画漁業権を取得し、本格的な養殖に着手した。同湾の養殖アーサ漁場は、宮古では最大規模。

 アーサの問い合わせは、宮古島漁協(電話72・2029)へ。

 特定区画漁業権 水産動植物の養殖業を営む漁業権。モズクも同区画漁業権が設定された漁場で養殖される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!