12/20
2025
Sat
旧暦:11月1日 大安 癸 
社会・全般
2019年1月22日(火)8:56

来月、伊良部へ送水/仲原地下ダム

4月から農家に暫定供給


下地市長(手前)に報告する平良所長(左から2人目)ら=21日、市役所平良庁舎

下地市長(手前)に報告する平良所長(左から2人目)ら=21日、市役所平良庁舎

 沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事務所の平良和史所長らが21日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に伊良部の牧山ファームポンドへの通水作業と給水スタンドの設置について報告した。平良所長は、2月から宮古本島の城辺で建設中の仲原地下ダムから伊良部の牧山ファームポンドに初めて送水することを説明。「牧山ファームポンド付近には給水スタンドを一基設置し、4月1日から受益農家に暫定的に供給する。受益農家は24時間利用が可能となる」と述べた。下地市長は「伊良部の人たちは喜ぶ」と本格的な水利用農業への前進に期待を込めた。

 平良所長と同席した中山公太調査設計課長が事業概略を説明した。

 それによると、仲原地下ダムから牧山ファームポンドに繋がる延長23・3キロの農業用パイプラインが完成。2月に伊良部大橋を経由して同ポンドに送水が開始される。

 Ⅲ型給水スタンドは専用のコインを投入する。500リットルの給水料金は20円コインで、コインは市伊良部庁舎で販売する。

 同ポンドから圃場までのスプリンクラーなどの末端施設が完成するのは数年後を予定している。

 平良所長はパンフレットを使って「大型の地下水排水トンネルの工事も順調に進んでいる。宮古では大型トンネルはなかなか見られない」と語った。

 下地市長は「ぜひ地下水排水トンネルを見たい」と提案した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!