12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2019年2月22日(金)8:55

災害時でも安心だね/全小・中学校

非常食を給食で味わう


非常食を味わう生徒ら=21日、西辺中学校

非常食を味わう生徒ら=21日、西辺中学校

 宮古島市は21日、非常食を給食として市内の全小・中学校に提供した。防災教育の一環として初めての試みで、非常時用のカレーやパンなどが各校に配られた。このうち西辺中学校では全校生徒と教職員が集まり、非常食を味わった。生徒らは「冷たくてもおいしい」などと感想を述べ、災害時でも安心して食べられることを体験した。

 この日のメニューは▽非常用「救給カレー」▽海藻サラダ▽豚汁▽黄桃▽缶入りパン(中学のみ)-の5品。

 「救給カレー」はごはん入りで温めずに食べられることや、アレルギー特定原材料の27品目が不使用なのが特長。東日本大震災の食糧不足経験から全国の栄養教諭らが考案し、常温で3年6カ月保存できるという。

 完食した下地侑也君(3年)は「どれもおいしかった。冷めたカレーはこういう機会がないとなかなか食べない。このパンは家にあるとうれしい。非常時だけでなく通常でも食べられる」と話した。

 今回の試みは、日ごろ口にしない非常食を給食メニューとして提供し、実際に食べることで、災害時の食事を考えるきっかけづくりを目的に実施された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!