12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2019年3月20日(水)8:56

海沿いに不法投棄

伊良部島
介護用オムツなど大量


不法投棄の現場には、汚物と一緒に使い捨ての介護用のオムツやパンツが大量に捨てられている=15日、伊良部島佐和田の浜近く

不法投棄の現場には、汚物と一緒に使い捨ての介護用のオムツやパンツが大量に捨てられている=15日、伊良部島佐和田の浜近く

 伊良部島の佐和田の浜から黒浜御嶽に向かう海岸線の道路周辺に大量の不法投棄ごみが散乱している。2週間ほど前に伊良部地区地域づくり協議会の比嘉臣雄会長が現場を確認し、市から「不法投棄は犯罪です」と書かれた看板を借り受けて設置したが、それもなぎ倒され、現場の不法投棄ごみは現在も増え続けているという。


 現場に散乱しているごみのほとんどが使用済みの介護用の使い捨てオムツやパンツで、汚物にまみれたオムツやパンツが買い物用のビニール袋に入れられて周辺に散らばっている。

 そのほかにも現場には、栄養ドリンクやペットボトル、牛乳パックなども散乱している。

 現場の状況について、比嘉さんは「もし、介護施設が不法投棄をしてそれが発覚すると事業もできなくなる。誰が捨てているのか分からないが、せっかく下地島空港も開港する中、こうして島が汚れていることを観光客に見てほしくない」と述べた。

 そのほかにも「市にもこの現状を伝えて現場確認を呼び掛けている。きれいな景観の場所であり、さらに黒浜御嶽もすぐ近くにある。個人としてはボランティアと一緒にできるだけ早めに片付けたいが、再度同じような状況になるのであれば被害届を出したい」と怒りをあらわにした。

 本市の取材に対して市環境衛生課は「できるだけ早い時期に現場を確認して今後の対応を検討したい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!