12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2019年3月20日(水)8:55

幼稚園の定員見直しを

幼稚園の最低規定人数の見直しに関する要請が行われた=18日、市役所城辺庁舎

幼稚園の最低規定人数の見直しに関する要請が行われた=18日、市役所城辺庁舎

市民団体などが市に要請

 市立幼稚園の最低規定人数(定員)をめぐり、市民団体や福嶺、城辺の両学区部落会自治会長会、狩俣自治会など複数の団体が18日午前、市の教育委員会に宮國博教育長を訪ねて、定員を1学級「5人以上」とする今の幼稚園管理規則の見直しを求めた。宮國教育長は4月4日までの文書回答を約束したが、「幼稚園教育要領の目的を達成するためには一定数必要だと考えている」と述べ、現状の見直しには難色を示した。


 要請者は「芸術と教育による島の発展を描くMakanaOiaio」(松田さや代表)。そのほか福嶺学区と城辺学区の両部落会自治会長会をはじめ狩俣自治会、来間部落会、いけま島おこしの会、福嶺小学校保護者有志会、城辺学区保護者有志会、狩俣幼稚園小学校PTAが名を連ねた。

 市教育委員会の幼稚園管理規則には「5歳児1学級の幼児数は、5人以上35人以下」となっている。県内では宮古島市のみ最低人数を規定しているという。

 この規定により、2019年度は福嶺、来間、狩俣の3園が休園となる。
 要請書では、園児、児童数の減少によって「地域の自治体機能を衰退させる重大な問題が生じている」と指摘した上で、「幼稚園最低規定人数5人を廃止すること」などを求めた。

 宮古島市のみ最低人数が設定されていることや、働きに出る母親の送迎にかかる負担なども訴えて規定人数の見直しを要望した。

 要請に対して宮國教育長は「(指定された)4月4日までには整理して回答したい」としながらも、「基本的には教育要領に沿った答えになる」と述べ、現行の幼稚園管理規則の見直しには難色を示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!