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社会・全般
2019年4月7日(日)8:55

子供の頑張りたたえる/保良で学事奨励会が復活

十数年ぶりに復活した学事奨励会で図書カードを贈られた平良颯汰君、平良夢希叶さん(後列中央)と子供たち。左は砂川会長=6日、保良公民館

十数年ぶりに復活した学事奨励会で図書カードを贈られた平良颯汰君、平良夢希叶さん(後列中央)と子供たち。左は砂川会長=6日、保良公民館

 城辺の保良部落会(砂川春美会長)は6日、同公民館で、子供たちの頑張りをたたえる学事奨励会を開いた。4月から中学校に通う平良颯汰君、平良夢希叶さんに、砂川会長が図書カードを贈り「小学校6年間よく頑張った。自分の好きな本を読んで、中学校でも学業やスポーツに励んでほしい」と激励した。

 福嶺中の休校や駐在所の統合など暗い出来事が続く中、明るい話題を地域の人たちと共有しようと十数年ぶりに復活させた。

 学事奨励会には、地元の子供会のメンバーや保護者らが参加。ケーキやジュースを囲みながら、もうすぐ始まる新学期、将来の夢などについて会話を弾ませた。

 図書券をもらった平良颯汰君、平良夢希叶さんは「勉強やスポーツの文武両道に励みたい」とそれぞれ抱負を述べた。

 砂川会長によると同部落の学事奨励会は、子供たちの学業をたたえて学用品などを授与したり、高校合格者には祝い金を贈ったりしていた。地域挙げての年間行事として長年続けられてきたが、いつの間にか途絶えたという。

 砂川会長は「子供たちの声は地域を元気にする。過疎化が進んでいるが、そんな子供たちの声を絶やさずに、魅力ある地域づくりにつなげていきたい」と話した。


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