12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2019年5月25日(土)8:55

経験や体験談伝える

「沖縄看護の歴史」で講演
古謝フミ子さん


「沖縄の看護の歴史」をテーマに行われた講演会=24日、宮古病院

「沖縄の看護の歴史」をテーマに行われた講演会=24日、宮古病院

 「患者中心の看護を実践して信頼される看護師に」-。元中部病院の看護部長で、日本看護協会名誉会員でもある古謝フミ子さん(82)を講師に招いた講演会が24日、宮古病院で行われた。


 古謝さんは「沖縄の看護の歴史」をテーマに、自らの体験談を交えながら戦後、沖縄における看護教育について紹介した。

 第二次大戦後、アメリカの統治下に置かれた沖縄は、連合国軍総司令部(GHQ)による看護改革などもあり、看護教育については本土とは異なった環境にあったことなどが説明された。

 また、沖縄の看護の発展に貢献したワニタ・ワーターワースさんや真玉橋ノブさんのほか、公衆衛生看護の発展に寄与した金城妙子さんの功績も紹介した。

 また戦後、大きく発展してきた沖縄看護の歴史とともに、自らもその現場に身を置いて経験を積み重ねてきた体験談などを後輩たちに伝えた。

 沖縄看護の第一線で活躍し続けきた古謝さん。現場で頑張る後輩たちに対しては、コミュニケーションを大切にし患者や家族、面会者への声がけのほか、患者との会話の内容を深めるために新聞や本を読むことなどを呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!