12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2019年7月23日(火)8:58

早瀬京鋳氏が社長就任/オリオンビール

「最も愛されるブランド」目指す


オリオンビールの社長兼CEOに就任し、会見する早瀬京鋳氏=22日、那覇市

オリオンビールの社長兼CEOに就任し、会見する早瀬京鋳氏=22日、那覇市

 【那覇支社】オリオンビール(浦添市)は22日、那覇市内のホテルで記者会見を開き、同日に開催した取締役会で社長兼CEO(最高経営責任者)に、ルルレモン社日本法人前社長の早瀬京鋳氏(51)が就任したと発表した。早瀬氏は「オリオンビールは沖縄の生活の一部になっている。より一層、最も県民に愛されるブランドにしていきたい」と意欲を示した。

 早瀬社長は、これまでコカ・コーラジャパンの消費者マーケティング責任者やトリンプ・インターナショナル・ジャパン副社長などを歴任している。

 オリオンビールの現状については「楽観視はしていないが、悲観もしていない」とした上で、「攻めるべきところと、守るべきところ、新しくチャレンジしないといけないところの三つを切り口に、飲み方を含めた新たな提案をしていきたい」と強調した。

 今後の意気込みについては「『第2の創業』になるが、創業者のDNAを次の世代につなぐために、新しいオリオンビールの提案をしていきたい。(きょうは)その船出だと思っている」と力を込めた。

 宮古について、早瀬社長は会見終了後、「仕事で一度だけ訪れたことがあるが、海がとてもきれいで驚いた」との印象を語った。

 今後のキーワードとしては、▽沖縄の素晴らしさを県民の皆さんと再発見し、その魅力を県外、世界へ伝えていく『アンバサダー』としての大役を担う▽地域貢献活動の継続▽沖縄の地域経済の模範となる会社を目指す-などを掲げた。

 早瀬京鋳氏(はやせ けいじゅ)1968年生まれ。51歳。福岡県出身。91年九州大経済学部卒。同年P&Gノースイーストアジア入社。コカ・コーラジャパン、トリンプ・インターナショナル・ジャパン副社長、ルルレモン社日本法人社長などを経て、オリオンビール社長に就任。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!