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社会・全般
2019年10月30日(水)9:00

ツマジロクサヨトウ 宮古のキビほ場で初確認

新植夏植えの葉を食害/まん延防止に要警戒


ツマジロクサヨトウに食害されたサトウキビの葉。宮古島市では初めて確認された(写真提供・県病害虫防除技術センター宮古駐在)

ツマジロクサヨトウに食害されたサトウキビの葉。宮古島市では初めて確認された(写真提供・県病害虫防除技術センター宮古駐在)

 城辺西東地区の新植夏植えサトウキビほ場で、ツマジロクサヨトウの幼虫による食害が確認された。宮古島市におけるサトウキビでの発生は初めて。被害の程度は局所的で、現時点では生育を大きく阻害する要因は見られない。ただ、カボチャの露地栽培で使う防風用ソルゴー等では被害が広がっている。寄主作物を問わず、害虫のまん延防止に向けた警戒が必要だ。

 県病害虫防除技術センター宮古駐在によると、サトウキビの葉の食害は25日に確認された。8月中旬に植え付けた新植夏植えのサトウキビで、茎の高さは人の腰上程度。現場で調査した担当者が、少なくとも幼虫6匹を捕獲している。

 食害された範囲は大きくなく、同センター宮古駐在では「現時点では生育が大きく阻害されるようなことはない」と見ている。

 ただ、害虫のまん延と食害を防ぐため、早期発見に向けた農地の観察など一定程度の警戒は要す。防除方法は粒剤散布で、関係機関では比較的早めの散布を呼び掛けている。時期は定植後2~3カ月を推した。

 過度な対策は必要としないが、担当者は「ツマジロクサヨトウは今年から発生しており、サトウキビにどの程度の被害を与えるのかが分からない」と用心に用心を重ねている。幼虫を確認した農家に対しては粒剤散布や速効性重視の液剤散布を促し、併せて駐在への早期連絡を求めている。

 サトウキビのほか、定植を終えたカボチャに与える影響も懸念される。下地や城辺地区を中心に、防風用のソルゴーで被害が見られるため、カボチャの葉そのものを食害する可能性を否定できないという。作物や農地の観察が重要だ。

 農林水産省によると、ツマジロクサヨトウは極めて広食性なヤガ科に属す。サトウキビやトウモロコシのほか、イネ、豆類、野菜類など80種類以上の作物に被害を与える。国内では、7月に鹿児島県内で初確認されて以降、沖縄、宮崎、長崎、佐賀、高知、茨城などに発生域を広げている。

 宮古地区では7月に多良間村で、8月には宮古島市で被害が確認されたが、サトウキビの葉が食害されたのは今回が初めて。

 ツマジロクサヨトウの発生が疑われる場合の連絡先は同センター宮古駐在(電話73・2634)まで。



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