12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2019年11月23日(土)8:57

上地さん、緑白綬有功章/農事功績者表彰

夫婦二人三脚で40年


屋宜農業振興統括監(右から2人目)に農事功績者表彰の報告を行った上地良淳さん(同3人目)と佳代子さん(同4人目)ら=22日、県庁

屋宜農業振興統括監(右から2人目)に農事功績者表彰の報告を行った上地良淳さん(同3人目)と佳代子さん(同4人目)ら=22日、県庁

 【那覇支社】地域農業の発展に貢献した農業者を表彰する2019年度農事功績者表彰(主催・大日本農会)で、農事功労者の畜産部門で宮古島市の上地良淳さん(63)と妻の佳代子さん(61)=上野宮国=が緑白綬有功章を受章した。表彰を受け、上地さん夫婦は22日、県庁を訪れて受章を報告した。上地さんは「40年間、夫婦で力を合わせて頑張ってきたかいがあった」と喜びを語った。

 上地さん夫婦は、母牛の繁殖成績を向上させたことや、地域のリーダーとして畜産農家の担い手育成に積極的に取り組んだほか、夫婦で協力し合い、理想的な農業経営を実践するなど、地域の模範となっていることが評価された。

 同表彰制度は1894年に創設され、今回で103回目。緑白綬有功章は、農事改良の奨励や顕著な功績で、地域農業の発展に貢献し、農業経営に従事している人たちに贈られるもの。

 報告会で上地さんは「関係機関の皆さんに支えてもらい大きな章をいただくことができた。今後もこの章を励みに経営と地域貢献できるよう努めたい」と感謝と決意を述べた。

 また、佳代子さんは「周りの方々に支えられてここまでやってこれた。素晴らしい章をいただけてうれしく思っている」と笑顔で話した。

 報告を受けた県農林水産部の屋宜宣由農業振興統括監は「これからも、新しい畜産経営のモデルとして、規模拡大を果たして宮古の畜産を支えてほしい」とたたえた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!