12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2019年12月5日(木)8:58

陸自弾薬庫など質問

県議会11 月定例会 亀浜氏が登壇


県議会11月定例会代表質問で登壇する亀濱玲子県議=4日、県議会議場

県議会11月定例会代表質問で登壇する亀濱玲子県議=4日、県議会議場

 【那覇支社】県議会(新里米吉議長)の11月定例会は4日、宮古島市区選出の亀濱玲子氏(社民、社大、結連合)が代表質問に登壇した。亀濱氏は、宮古・石垣への自衛隊配備や離島住民の交通コスト軽減についての取り組みなどを質問した。


 保良鉱山で10月から開始された自衛隊弾薬庫建設の造成工事について、亀濱氏が「住民合意がないまま作業が強行されている」と指摘したのに対し、池田竹州知事公室長は「政府に対して、地元の理解が得られるよう、より一層丁寧な説明を行うなど、配備スケジュールありきで物事を進めることのないよう求めていく」と述べた。

 また、保良弾薬庫敷地内に予定されている訓練場について、池田知事公室長は「建物や道路などの施設建設は行わない施設であり、体育訓練や人命救助訓練、警備訓練などを行う予定とのこと」と答弁した。

 農業関連では、ツマジロクサヨトウの蔓延防止対策について長嶺豊農林水産部長が「11月末現在、県内市町村でトウモロコシ類やサトウキビで発生を確認している」と説明した上で、「毎月80カ所以上の地点で発生確認をし、確認された場合は速やかな防除を実施するなど、関係機関と連携して早期発見、早期防除に努め、蔓延防止に取り組んでいる」と説明した。

 離島の航空運賃の負担軽減については、宮城力企画部長が「航空運賃の約4割低減する事業を安定的かつ継続的に実施することが重要だ」との認識を示した。また、生活コスト軽減などの課題については「依然として本島との価格差がある」と述べた上で、「その縮小に向けて価格差の状況を住民に周知し、適正な競争環境の醸成に取り組んでいく」と述べた。

 待機児童解消に向けた保育需要と保育所整備率については、大城玲子子ども生活福祉部長が「沖縄振興特別推進交付金や、県待機児童解消支援基金を活用し、施設整備や保育士確保に取り組む」と答弁した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!