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教育・文化
2019年12月19日(木)8:59

人権感覚身に付けよう/全国中学生作文コンテスト

最優秀の鈴木さんら表彰/宮古地区 


賞状を受け取った受賞者ら=18日、平良地方合同庁舎会議室

賞状を受け取った受賞者ら=18日、平良地方合同庁舎会議室

 第39回全国中学生人権作文コンテスト県大会の宮古地区表彰式が18日、平良地方合同庁舎会議室で開かれた。最優秀賞を受賞した久松中学校3年の鈴木海優さんをはじめ、優秀賞1人、奨励賞3人、宮古島人権擁護委員協議会長賞6人、同協議会特別賞1人に賞状が贈られた。また、人権意識の向上を図る取り組みなどが評価され砂川中学校に感謝状が贈られた。

 同コンテストには県内135校から6362作品の応募があった。このうち、宮古地区からは11の中学校から163作品の応募があった。式では優秀賞と奨励賞の賞状授与は那覇地方法務局宮古島支局の比嘉隆支局長が、宮古島人権擁護委員協議会長賞は同協議会の川満忍会長が受賞者に手渡した。また、最優秀賞を受賞した鈴木さんと優秀賞を受賞した知花咲良さん(平良中3年)が作品を朗読した。

 比嘉支局長は「今回を契機に、ますます勉学に励み、憲法が保障する基本的人権についてさらに理解を深め、豊かな人権感覚を身に付けた大人へと成長してほしい」、川満会長は「これからも一人一人の違いを認め合う豊かな人権感覚を身に付けて、心優しく大きく成長してほしい」などと受賞者を激励した。

 同大会は次代を担う中学生が人権問題について作文を書くことにより、人権尊重の重要性、必要性についての理解を深めるとともに、豊かな人権感覚を身に付けることを目的に行われている。

 受賞者と作品名は次の通り。(敬称略)

 【最優秀賞】鈴木海優「人の性格を表すのは」
 【優秀賞】知花咲良「いじめに合って一番大切なこと」
 【奨励賞】羽路元喜(砂川3年)「いじめる側が病んでいる」▽橋本和佳(西辺3年)「自分らしく」▽下地美颯(鏡原2年)「家族が笑顔になれる家」
 【宮古島人権擁護委員協議会長賞】川満翔太(下地2年)「自分らしく生きる」▽岩本理紗子(平良2年)「障がい者への考え方・受け止め方」▽平良心美(同)「いじめは人生の再スタート」▽謝敷英里(平良3年)「信じる輪」▽與那覇ひなの(平良2年)「『周り』から」▽池原依里樺(砂川3年)「希望の声」
 【宮古島人権擁護委員協議会特別賞】下地杏凛(下地3年)「すべての人へ~共に生きる社会を~」
 【感謝状】砂川中学校


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