12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2019年12月26日(木)8:55

池間さんが琉大合格/宮総実高

生物生産科から初の快挙


琉大に合格し喜ぶ池間さん(中央)と平良校長(右)、生物生産科の渡口誠士教諭=25日、宮古総合実業高校校長室

琉大に合格し喜ぶ池間さん(中央)と平良校長(右)、生物生産科の渡口誠士教諭=25日、宮古総合実業高校校長室

 宮古総合実業高校(平良淳校長)の生物生産科3年の池間優佳さんが琉球大学農学部亜熱帯生物資源科学科に合格した。25日に同校で報告会が行われ、池間さんが「合格できて驚いた。農業系の教師になって母校に帰ってきたい」と笑顔で報告した。

 池間さんは一般推薦入試(面接と小論文)を受験。同校の生物生産科となってからは初めての琉球大学合格だという。当初、家庭の事情で進学せずに就職を考えていたが、池間さんの成績や授業態度などを考慮し、教諭らが進学を勧めた。進学を決めてからは試験に向けて夏休みから対策を実施。小論文対策では国語科の教諭も指導に当たったという。

 合格通知が届いた時の心境を「面接に少し不安があって次の進路を考えようと思っていたのでうれしいよりも驚いた」と笑顔を見せた。

 また、「今まで多くの先生や家族、友人に支えられたので合格することができた。将来の夢である農業教師になって宮古総合実業高校に戻り、宮古島に貢献できるよう大学生活を勉強や資格取得に向けて頑張っていきたい」と抱負を力強く語った。

 報告を受け、平良校長は「合格おめでとう。後輩たちも池間さんに続いてもらえればうれしい。先輩が達成したことを間近に感じることで続いていければ。今後は後輩たちにも自分の生活や高校時代の話などもしてほしい」と激励した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!