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産業・経済
2020年1月14日(火)8:58

粗糖1000㌧を初出荷/宮糖伊良部工場

安全輸送願う


一心丸の船倉に積み込まれる粗糖(原料糖)=12日、伊良部の長山港

一心丸の船倉に積み込まれる粗糖(原料糖)=12日、伊良部の長山港

 昨年12月19日にサトウキビ操業を開始した宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)は12日、2019-20年産の粗糖(原料糖)の初荷式を行った。参加者は、陸上・海上の安全輸送、無事故・無災害を願った。

 初荷式で、渡久山工場長は「キビの糖度は去年より若干良い感じがする。これから3月いっぱい、遅くとも4月上旬までに操業を終了したい」と述べ、参加者の交通安全と健康に期待を込めた。

 初荷の粗糖1000㌧は大型トラックで次々と伊良部の長山港に運ばれた。接岸中の貨物船、一心丸(499㌧、大石伸幸船長ら乗組員6人)に積み込まれた。山口県船籍の一心丸は13日、神奈川県横浜港へ向け出航した。

 同工場の操業初日の平均糖度は13・36度あり、まずまずの滑り出しとなった。今期は前期より2000㌧増の5万2000㌧を見込む。


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