12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2020年3月18日(水)8:58

経済対策に170億円/新型コロナ

中小企業向け融資枠拡充


2020年度一般会計補正予算案を決定した庁議=17日、県庁

2020年度一般会計補正予算案を決定した庁議=17日、県庁

 【那覇支社】県は17日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として2020年度の一般会計補正予算案に170億円を計上すると発表した。同日に開かれた庁議で決定したもので、19年度の補正予算案の2億2800万円と併せ、開会中の県議会2月定例会に提出する。

 県は「新型コロナウイルス感染症の対策を迅速かつ切れ目なく実施する」との方針を示しており、補正予算案も今年度中の成立を目指している。

 20年度の補正予算案では、新型コロナウイルス感染拡大による影響で売り上げが減少して資金繰りが困難となった企業を支援する融資制度「中小企業セーフティネット資金」などの事業費として160億円、緊急対応の予備費として10億円、合計170億円を盛り込んだ。

 県の担当者によると、中小企業セーフティネット資金は、融資額を県が3分の1、金融機関が3分の2を担うことから、理論的には全体の支援に係る資金規模は480億円程度になるという。

 19年度の補正予算案は、政府が10日に発表した第2弾の緊急対応策に対応するもので、収入の減少があった世帯への融資制度「個人向け緊急小口資金貸付」などに充てる2億2800万円を計上した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!