12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2020年4月2日(木)9:00

下地康教氏が出馬表明/県議選宮古島市区

教育無償化など主要政策/事務所開き、支持者ら気勢


県議選への決意を表明する下地氏=1日、平良西里の後援会事務所

県議選への決意を表明する下地氏=1日、平良西里の後援会事務所

 6月の第13回県議選宮古島市区(定数2)に立候補する前市建設部長で保守系新人の下地康教(やすのり)氏(60)=自民公認=は1日、平良西里の後援会事務所で立候補を正式に表明した。下地氏は同時に主要政策を発表。農水産業、観光業の充実強化や教育無償化などの若者世代が安心して子育てができる地域社会づくりを強調し、「心豊かに安心して住み続けられる島々づくり」と掲げた。この日は後援会事務所開きも行われ、支持者らが集まり気勢を上げた。

 表明会見には後援会長に就いた下地敏彦市長、市議会与党議員団、艶子夫人が同席した。

 下地氏は「宮古島のさまざまな課題を30年間の行政経験を踏まえ解決していきたい」と決意を表明。市長、多良間村長、市議会、多良間村議会と一丸となってそれぞれの課題に取り組み、県政に声を届けていくことを強調した。

 主要政策では▽産業・生活基盤の充実強化、新たな産業の創出▽島々の発展を支える人材の育成▽歴史風土が息づく島づくり▽若者世代が安心して子育てができる地域社会づくり▽経済発展と社会的課題の解決を両立する未来社会のコンセプト、ソサエティー5・0社会を生き生きと暮らせる島づくり▽下地島空港の活性化と周辺用地の有効活用▽多良間村の産業基盤の整備促進-の7項目を掲げた。

 配備が進む自衛隊については「自衛隊の社会的役割、国際的役割をしっかりと認識し、確認をしていろいろな問題に取り組んでいきたい」と述べた。

 下地市長は「下地氏は市の建設部長という重責を担ってきた。在任中、大きなプロジェクトを成し遂げてきた。宮古島が発展しているのも彼の力量によるところが大きい。行政能力、部下を統率する能力、宮古島に何が必要かも熟知している。経験を生かし、県政の場でも活躍してほしい」と期待した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!