12/20
2025
Sat
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2020年4月10日(金)8:56

牛競りの入場規制へ/JA宮古家畜市場

新型コロナで見学禁止


19日に予定通り肉用牛競りを開く予定のJAおきなわ宮古家畜市場=9日、平良下里

19日に予定通り肉用牛競りを開く予定のJAおきなわ宮古家畜市場=9日、平良下里

 新型コロナウイルスの影響が広がる中、4月19日の肉用牛競りは予定通り開かれる見通しだ。ただ、感染防止のため、競り市場への入場は購買者と牛を引く生産農家、JAスタッフら最小限にとどめる。見学や付添人の場内立ち入りを規制するほか、2階席への入場も全面的に禁じる方針。

 4月の県内肉用牛競りは13日に八重山地区を皮切りに始まる。運営するJAは9日現在、それぞれ感染防止策を講じて予定通り開く方向で準備を進めている。

 宮古家畜市場の競りは19日に開かれるが、2階見学席への入場は認めない。毎月多くの人が来場し、上場牛の競り値などをチェックしているが、今回は2階の出入り口を閉じる。

 市場に入れるのは原則として生産農家と購買者、JAスタッフのみ。必要最低限の人数で売買を行う。

 素牛(子牛)を買い付ける購買者は、全国各地から訪れるが、宮古の競りに参加する購買者の約6割が九州地方から訪れる。そのほかは山形、静岡など。参加人数は合計30~40人。

 JAおきなわ宮古地区畜産振興センターの荷川取努センター長は、「感染予防のための入場制限で、見学や付き添いの方の来場は控えてほしい」と関係者に理解と協力を求めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!