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社会・全般
2020年4月10日(金)8:55

「3密」を避けて/伊良皆村長

たらまゆう船員に要請


新型コロナウイルス感染予防でたらまゆう船員に要請文を読み上げる伊良皆村長(右)=9日、前泊港

新型コロナウイルス感染予防でたらまゆう船員に要請文を読み上げる伊良皆村長(右)=9日、前泊港

 【多良間】多良間村は9日、新型コロナウイルス感染予防対策として、多良間海運が運航する「フェリーたらまゆう」の船員に密閉、密集、密着の「3密」を避けることやオトーリの禁止などを要請した。伊良皆光夫村長は「自分自身と家族、村民の健康と生命を守ってほしい」と予防策の徹底を呼び掛けた。たらまゆうは、多良間島-平良港を1日1往復する定期船。

 要請はシードリームたらま(前泊港)で行われ、全船員が参加した。

 伊良皆村長は「フェリーたらまゆうは、多良間村の生活の生命線でもある。もし、船員に一人でも感染者が出た場合、運航がストップする可能性がある」と指摘。その上で日常生活で気を付けてほしいこととして①密閉、密集、密着の3密を避ける②手洗い、うがい、マスク着用の励行③規則正しい生活(免疫力低下の予防)④不必要に出掛けない、集まらない⑤居酒屋などでの宴会に参加しない(オトーリは禁止)⑥大勢の人がいる建物内で長時間過ごさない⑦船員の毎日の検温とせき、鼻水、のどの痛みのチェックの徹底-の7項目を要請した。


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