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社会・全般
2020年4月14日(火)8:54

【行雲流水】(宮古島のミサイル基地)


 東京新聞の「こちら特報部」欄に宮古島の陸上自衛隊ミサイル部隊配備問題について、次のような記事が3月30日、掲載されている

▼陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市)に3月26日、地対空、地対艦ミサイル部隊が配備された。防衛省は南西諸島の防衛力強化の一環と主張する一方、有事の際に島には逃げ場がなく、住民らによる反対運動が続いている。75年前の沖縄戦で宮古島は食料供給が途絶え、「飢餓の島」と化した。島内から「またも住民は見捨てられるのか」と怒りの声が上がる。(片山夏子)

▼保良地区の弾薬庫の問題については、地域の反対運動を紹介した上で、専門家の見解をのべている。軍事評論家の小西誠氏は「有事の際はもちろん、平時でも火災の危険はあり、生活圏の近くに置くのはおかしい」と主張している

▼軍事ジャーナリストの前田哲男氏によれば、「宮古島を含む九州南端から台湾にかけての南西諸島は、有事の際は中国の侵攻を阻止する拠点になる」。米国の中国封じ込めのラインとも呼ばれている

▼4月5日の紙面では第2弾として、水の問題を取り上げている。島ではすべての水を地下水に頼っており、駐屯地の地下に空洞があり、専門家が安全性を疑問視している。また、駐屯地からの流出した油や有害物質で、水源が汚染されることが危惧されている▼

デスクは書いている。「民意はないがしろにされ、強引に工事が進んでいる。沖縄ばかりが負担を押しつけられる構図は、沖縄戦から75年たっても一向に変わらない」(空)


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